白馬周辺のラン
 8月2、3、8日

8月上旬の東京は35度を超える猛暑日が続くとの予報、これでは堪らないので涼しい信濃大町へ避難、1週間を過ごした。
その間、八方尾根や栂池自然園、落倉湿原、親海湿原、更に糸魚川市まで足を延ばし花観察に勤しんだ。
その結果、観察できたランは絶滅危惧種のイイヌマムカゴ、ガッサンチドリ、ナツエビネとハクサンチドリ、ツチアケビ、タカネサギソウ、ホソバノキソチドリ、コバノトンボソウ、トンボソウの9種類だった。

・ナツエビネ(エビネ属 VU)
 大きな株で花も沢山ついているが、花色が淡いのが残念。
  

 近くの急斜面に咲いていた株。
 

・ツチアケビ(ツチアケビ属)
 花は終盤、ソーセージに似た実もつけていた。
  

・ハクサンチドリ(ハクサンチドリ属)
 高山定番のランでよく見かける。
 

ツレサギソウソウ属の花々
 ・イイヌマムカゴ(EN)
  最近、自生が確認された場所で観察。白色の唇弁と雫のような距が目立つ 。花は小さく密集する。
 

 ・ガッサンチドリ(EN)
  ミヤマチドリに似ているが、距が楕円形でより長い。ミヤマチドリは円錐型。
 

 ・タカネサギソウ
  ヤマサギソウに似るが、タカネサギソウには茎に稜がない。他に、距が長く  湾曲する、草丈が低い、葉数が多い等の違いがあるが、例外もある。
 

 ・ホソバノキソチドリ
 距が長く、前方に湾曲するか下垂し、花が密につく。
 

 ・コバノトンボソウ
 距が長く後方に跳ね上がる独特の花姿なので同定は容易。
 

 ・トンボソウ
 唇弁が三裂、葉が下部に二枚が接してつくのが特徴。花は終わっていたが、唇 弁が3裂していた名残を止めているものが1輪だけあった。