霧島へ
 9月2日

当初の予定では霧島市内で花を見て、その日のうちに沖縄に移動、翌日、やんばるの森で超希少種のランを探すつもりだったが、台風接近のため沖縄は中止したので、霧島だけの日帰り花旅となった。
8時30分頃、鹿児島空港到着、レンタカーを借り、空港から程近いイヨトンボ(ラン科ミズトンボ属EN)の自生地へ。ここは国道沿いの路肩で株数も多い。こんなところに絶滅危惧種のランがあるのだから驚き。カシノキランも着生していて7月10日には花をたくさんつけていた。
イヨトンボは葉がロゼット状につき、三裂する唇弁の側裂片が細く長く捻じれて「ダリの髭」とも言われている個性派のラン。

・イヨトンボ(ミズトンボ属EN)
 

 

 

・カシノキラン(カシノキラン属VU)
 

標高の高い場所に移動してランではないがキリシマシャクジョウ(ヒナノシャクジョウ科ヒナノシャクジョウ属VU)を観察。これも車道脇にもあり、株数が多く探すまでもなく目に入る。合着した花被片は透き通るような白色、先端が黄色とその色合いが良い。

・キリシマシャクジョウ
 

更に奥に向い、花が終わり葉を出したムカゴサイシン、花が終わったタカネフタバラン、花が見頃のミヤマウズラを見て、その周辺でコオロギラン(ラン科コオロギラン属VU)を探す。1株だけ花が咲いているとの情報はあったが見つけることは出来なかった。視力の悪くなった私には小さなコオロギランを見つけるのは難しい。

・ミヤマウズラ(ラン科シュスラン属)
 

この後、高千穂河原から山に登り、ツクシコウモリ(キク科コウモリソウ属)を探すつもりであったが、雨が降り始めたので諦めて空港に戻った。