本物のシナノコアツモリソウ(観察日 5月30日)

シナノコアツモリソウは山梨県で見たつもりであったが、花仲間にその自生地は木曾山中のみと教えてもらった。その特徴は唇弁に暗赤紫色の条班がなく、唇弁と側花弁の基部には暗赤紫色の斑紋が残ること。2017年にコアツモリソウの品種として発表された。
山梨県で見たものは、花に暗赤紫路の着色は全くなく淡緑色を帯びた白色であり、上記基準からは外れるので、今般、往復500km以上のロングドライブで自生地を訪れた。
そこは、かなりの株数が生えていて、コアツモリソウは全く見当たらなかった。花色以外に唇弁の底がやや尖っているような感じがした。
山梨県で見たものはシロバナコアツモリソウになると思うが、学名がないので、その名は通称。
・シナノコアツモリソウ(ラン科アツモリソウ属)
 
・中には唇弁に薄っすらと条班が残っている株もあった。
 

・山梨県で見たものと比較
 左がシナノコアツモリソウ、右が山梨県で見た白花品
 
他にはイチヨウラン(ラン科イチヨウラン属)が1株だけ咲いていた。
 

時間の余裕があったので別の場所に移動、そこでは、コケイランが見頃だったが、ショウキランは蕾だった。他に見たかったコケイランモドキ、シロバナショウキランは時期が早すぎたのか見当たらなかった。
・コケイラン(ラン科コケイラン属)
 
・ショウキラン(ラン科ショウキラン属)は蕾。