トラキチラン(観察日 8月22日)

富士山麓で偶々出会って、一緒に花観察をした2人連れと連絡先を交換、今回、トラキチランを案内することになった。高尾駅で集合、車に同乗させてもらう。私も80代半ばとなり長距離運転は控えた方が良い年齢となったので有難い。
花の自生地でも目敏い2人は次々とランを見つけてくれて、私はそれを写真に撮るだけ。案内役の筈が案内してもらっているような形となった。
咲いていたのはミヤマモジズリ、トラキチラン、タカネフタバラン、エゾスズラン等のランとオクヤマコウモリ、アズマレイジンソウ、ナンバンハコベ等々。
最近、視力が悪くなり、花を見つけるのが難しくなっているので、大いに助かった。
・トラキチラン(トラキチラン属 EN)-今回訪れた場所は日光、櫛形山、富士山麓に比べて、簡単に見ることが出来るので訪問者も多い。菌従属栄養植物は踏みつけに弱いので、訪問は控えた方が良いのだが、花の魅力に負けて実行できない。
 
・トラキチランは唇弁が上位にあり、しかも下向きに咲くので、唇弁の全容を見ることが難しい。別の機会に見たものだが、急斜面で下向きに花茎を伸ばしている株があり、唇弁が3裂すること、側裂片は直立、中裂片は90度半曲することが分かった。
 
・ミヤマモジズリ(ミヤマモジズリ属)-今年は当たり年なのかたくさん生えていて、11本立ちや色の淡い株もあった。
 

 
・タカネフタバラン(フタバラン属)
 
エゾスズラン(カキラン属)-この場所で本種を見たのは初めて。
 
・ヒメミヤマウズラ(シュスラン属)-富士林道上部の針葉樹林帯では普通に見ることが出来る。ミヤマウズラに似るが、一番目立つ違いは側萼片の形。