オキナワヒメランは幻に(観察日 9月5~6日)

地元の方からオキナワヒメラン(ラン科オキナワヒメラン属CR)の情報が入手できたので沖縄へ。
その場所は県道沿いの歩道に接した平坦地でススキの生えている所、すぐに分かったが、ススキが密集していて、その上、雨か風のせいか倒れていて、とても植物が生育できるような状況ではなくなっていた。
それでも諦めきれず、周辺を何度も往復して探していたら、パトカーが泊まって何をしているのかと聞かれた。周辺が米軍基地なので不審者と思われたらしい。花を探していると答えたら、この炎天下にと呆れたような顔をして去って行った。
結局、ここで見つけたのはダイサギソウ(ラン科ミズトンボ属EN)だけ、それも蕾だった。
他にも沖縄の花に詳しい人達にオキナワヒメランのことを聞いたことがあるが、最近は見たことがないという回答ばかり。これが唯一の情報だったので、オキナワヒメランは幻のままで終わりそう。
・ダイサギソウ(ラン科ミズトンボ属EN)-咲くのは今月下旬頃?
 

次にタネガシマムヨウラン(ラン科タネガシマムヨウラン属EN)の自生地へ。今年は当たり年で10株以上が固まって咲いていた。他の自生地と違って県道脇なので簡単に見ることが出来るがうれしい。 
・タネガシマムヨウラン
 

 

2日目はオナガエビネ(ラン科エビネ属VU)を見るため、大国林道に車を止め、踏み跡に入ると、目の前を大きな蛇が横切る。背中に黒い模様があり、ハブに見え怖くなって引き返す。
気を取り直して、今度はカンダヒメラン(ラン科オキナワヒメラン属EN)の自生地に行くも、入口に米軍基地に付き立ち入り禁止の看板があり、ロープ迄貼ってあった。今まで基地であるとは知らずに何度も立ち入っていた。他にもオキナワセッコク、ヒメトケンラン、ヤンバルキヌランが生えているのに残念。
今回、天気には恵まれたのに、タネガシマムヨウラン以外は全て空振りと散々な花観察となったが、飛行機代はマイルを利用したため、費用が安く上がったのが救い。