| 池の平湿原(観察日 7月13日) 1泊2日で長野県の池の平湿原と新潟県妙高市の湿原へ。初日の目的地は池の平湿原。高尾駅で同行者の車に3人が便乗して、9時頃、湿原駐車場に到着。所要時間は3時間と遠いが、ここの標高は2,060m、東京の暑さが、嘘のように涼しい。 歩いたのは、湿原入口から湿原を通り抜け、幾つかのピークを登り、湿原入口に戻るコース。展望が良く、花が多いので人気のコースだが、この時期、ランが多いので気に入っている。 今回も観察出来たランは、テガタチドリ、ホソバノキソチドリ、タカネサギソウ、ジガバチソウ、ハクサンチドリ、ヤマサギソウ、ミヤマフタバラン、シテンクモキリソウ、エゾスズラン(蕾)の9種類だった。絶滅危惧種はヤマサギソウだけだったが、一度にこんなに多くのランを観察できる所は少ない。 ・テガタチドリ(テガタチドリ属)-歩き始めたところにあった2株しかなかった。以前は群落があったのに、見当たらなかった。 ![]() ・ホソバノキソチドリ(ツレサギソウ属)-側花弁は開出せず、背萼片と共に兜状になること、距が下垂するか、下方に湾曲するのが特徴。 ![]() ・タカネサギソウ(ツレサギソウ属)-草丈が低い、苞が花より長い、距が下方に曲がる等が特徴。下の画像は草丈に比べ、葉が大きい。これも特徴と思う。 ![]() ・ジガバチソウ(クモキリソウ属)-池の平で見たのは初めて。 ![]() ・ハクサンチドリ(ハクサンチドリ属)-終盤だが、何とか咲き残っていた。 ![]() ・ヤマサギソウ(ツレサギソウ属VU)-一見してヤマサギソウと思ったが、水平に伸びる距がヤマサギソウにしては長すぎるような気もする。もしかして、ハシナガヤマサギソウ? ![]() 水平に伸びる距が長い。 ![]() ・ミヤマフタバラン(サカネラン属)-落ち葉等と同化して目立たないが、花探しの名人がいたので、次々と見つけてくれた。咲き始めで、蕾の方が多かった。 ![]() ・シテンクモキリソウ(クモキリソウ属)-花は終盤だった。例年であれば、まだ見頃の筈だが、今年は花が早い。 ![]() この後、同行者2人を軽井沢駅まで送り、残り2人は明日の観察に備えて、長野市内のホテルに宿泊した。 |