タカネトンボ(観察日 7月24日)

今回の目的はタカネトンボ(ラン科ツレサギソウ属VU)。花友さんに自生場所まで案内してもらった。
自生場所は、チングルマ、ヨツバシオガマ等の高山植物が咲き乱れる高山礫地。タカネトンボは数メートルの範囲内に10株以上が生えていたが、草丈が低く、花も小さく目立たないので、視力の悪くなった私には、1株も見つけられず、同行者に教えてもらった。
タカネトンボ-花は黄緑色、背萼片と側花弁が接して蕊柱を覆い、唇弁が少し上を向くので、蕊柱が見ずらい独特の形。それに、円頭の短い距が、前方に突き出るのもユニーク。画像は五連。 
 
花をトリミング。距の形が分かる。
 

他にランではシロウマチドリ、ホソバノキソチドリ、テガタチドリが咲いていた。ラン以外ではチングルマ、ヨツバシオガマ、ハゴロモソウ等が咲いていたが、希少な種は、見当たらなかった。
シロウマチドリ(ツレサギソウ属VU)-10年前に、ここで、見ているが、その時より株は、増えているような気がした。今回、距を初めて確認できた。太く、先端が少し膨らんでいた。
 
花をトリミング。距の形が分かる。
 
ホソバノキサオチドリ(ツレサギソウ属)-背萼片と側花弁が先端まで接していること、比較的長い距が下方に湾曲するか、下垂するのが特徴。
 
テガタチドリ(テガタチドリ属)-亜高山帯から高山帯に分布し、よく見かけるラン。群落もよく見かける。