| 東京で見頃のラン(観察日10月3日) 例年、9下旬頃から10月上旬にかけて、多摩丘陵の竹林でクロヤツシロランとアキザキヤツシロラン、都内公園では、マヤラン、サガミランを見ることが出来るが、今年は猛暑の影響か花期が遅れているようなので、10月3日に花仲間2人を誘って探しに行く。 先ず、八王子郊外の住宅地に囲まれた竹林で、クロヤツシロランとアキザキヤツシロランを探す。特にクロヤツシロランは、地表近くで花を付け、目立たないので、見つけるのが難しいが、花探しが得意の仲間2人が、それらを次々と見つけてくれて、堪能できた。1株だけ、花茎が白色のクロヤツシロランがあった。 ・クロヤツシロラン(オニノヤガラ属)-側花弁、側萼片が開出する。唇弁の色は萼片や側花弁より濃く、毛が密に生える。その唇弁にピントが合っていないのが残念。 ![]() 花茎が白色の株。 ![]() ・アキザキヤツシロラン(オニノヤガラ属)-萼片と側花弁が合着、筒状になる。唇弁の色は黄白色。 ![]() 続いて、立川駅近くの公園へ。マヤラン(VU)とサガミラン(NT)は、毎年、ほぼ、同じ場所に出るので、探すまでもない。 今年は、マヤランの当たり年で、沢山開花、数え切れない程の大群落もあった。咲き始めは9月20日頃で、既に終盤の花が多かった。サガミランは、咲き始めで、2株のみが開花、まだ、蕾が多かった。 両種は絶滅危惧種なのに、都内の公園に自生場所が多い。マヤランに至っては皇居にも生えている。サガミランも港区に自生場所がある。 この時期に都内で、4種のランをランを観察できるとは、ラン好きの都民として、うれしくなる。 ・マヤラン(シュンラン属VU)-花は白地に紅紫色の筋や斑紋が入り、見映えがする。萼片は開出、側花弁は蕊柱を覆う。 ![]() ・サガミラン(シュンラン属NT)-萼片は開出、側花弁は蕊柱を覆う。唇弁は卵形。咲き始めのせいか、純白でさわやかな感じ。 ![]() |